自走式と介助式の違い
あなたの車椅子を選ぶために最初に決めるべきこと
数ある車椅子の中からあなたにふさわしい一台を選ぶために最初に決めるべきこと・・・それは「自走式」・「介助式」の選択です。
たくさんの車椅子メーカーが国内でも存在しますが、どのメーカーのカタログを確認しても「自走式」・「介助式」のいずれの車いすであるかが明確化されています。
「自走式」とは搭乗者(車いすに乗車される方)自身で操作し移動できるタイプの車いすです。
他方で「介助式」とは搭乗者を介助される方が車いすを操作するタイプとなります。
メーカーによっては「自走型」・「介助型」とそれぞれ表現されている場合もあります。
■ 自走式車いすと介助式車いすの例
自走式車椅子と介助式車椅子の代表的な機能
自走式車いすの代表的な機能は「ハンドリム」です。「ハンドリム」とはタイヤを搭乗者ご自身がこげるようにするためのパーツで、タイヤより一回り小さいサイズのものです。 自走式の場合には「ハンドリム」が必ず付属しますので、操作がしやすいように20~24インチぐらいの比較的大き目のタイヤが一般的となります。
介助式車いすの代表的な機能は「手押しハンドル」です。
自転車と同様の形態の「介助ブレーキ」も付属し、介助者が車椅子を動かしたり止めたりすることが可能です。
このように車いすを操作される方が搭乗者・介助者のいずれであるかによって「自走式」・「介助式」のどちらを選択するかが決まりますが、 実際は多くの自走式車いすにおいて「手押しハンドル」や「介助ブレーキ」など介助される方向けの機能が付属しています。
(上述の当店おすすめ車いす:M-43SK SPにも手押しハンドルと介助ブレーキが付属していることがわかります。)
自走式車椅子にしておけば無難?
上記のことから「自走機能も介助機能も付属している自走式にしておけば無難でいいじゃん!」ってことになりそうですが、そう簡単には決めつけられません。至れり尽くせり感のある自走式ではありますが、デメリットがいくつかあるからです。
最大のデメリットは大きさです。
前述の通りに自走式のタイヤは大きく、その分車いす全体の大きさもアップします。 全幅にして数cmの差ではありますが、日常生活で毎日利用していると駐車スペースの確保が必要になったり、マイカーへの積み下ろしが不便であったりします。
2点目のデメリットは重量です。自走式のほうがサイズが大きくその分フレームが長くなりますので重量もアップします。 1~2kg程度のアップであっても女性や老人の方にとっては大きな負担となる場合があります。
まとめ:自走式と介助式の選択ポイント
それでは今回のまとめです。搭乗者ご自身が操作できない場合には迷わず「介助式」を選びましょう。
搭乗者ご自身が操作できる場合には搭乗者の自立心のためにも「自走式」を選んだほうがよろしいでしょう。
ただし介助者への負担軽減のために軽量・省スペースなものを選びましょう。具体的にはアルミ製などの軽量フレームや軽量タイヤ採用モデル、コンパクトに折りたたみや背折れができる車いすなど毎日の生活に負担がかからないものを選びましょう。
当サイトではいろいろなタイプの車いすを絞り込んで一覧表示できます。
ぜひご活用ください。
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