スイングアウト・スイングイン・エレベーティング機能とは
自宅ではトイレやベッドへの移乗も大変!
病院や施設などと異なり、自宅の場合には一般的にスペースに限りがある場合が多く車椅子からトイレやベッドへの移乗なども困難なことも少なくありません。
このような問題を解決する車椅子の機能である「スイングアウト」・「スイングイン」を今回は紹介します。
あわせて脚部まわりのもう1つの機能「エレベーティング」についてもご紹介。
長く利用する車椅子だからこそ、ぜひご検討ください!
スイングアウト:移乗対象に接近できるようにするための機能
車椅子の前側に付属している脚部サポート部分を後方に回すことで
ベッドや便器などの移乗先により接近でき乗り降りが大変便利になります。
■ 右側:当サイトおすすめスイングアウト機能あり車椅子:
LS-43RD(ミキ)
少しわかりにくいですが右足側が外側に開いていることがわかります。
スイングイン:移乗対象への接近機能の省スペース対応版
スイングインもベッドや便器などの移乗先により接近するための機能です。前述のスイングアウトは車椅子の脚部を外側に開くのに対し、スイングインは内側に閉じる機能です。 スイングイン単独の車椅子は少なく、スイングイン可能な車椅子はスイングアウトもできるのが一般的です。
スイングアウトは外側に開く機構のために車椅子の左右に空間スペースを確保できないとせっかくの機能も利用できませんが、 スイングインは内側に畳み込むためにスペースを意識する必要がありません。
そのためスペースを心配される方はスイングイン機能ありの車椅子を選択されたほうが無難といえます。
ちなみにスイングイン・アウトは脚部をターゲットにした移乗を楽にする機能ですが
肘掛け(アームサポート)を開いたり取り外したりすることで移乗を楽にする車椅子も存在します。
こちらは機会をあらためてご紹介させて頂きたいと思います。
エレベーティング:脚部の角度調整ができる機能
エレベーティングとは脚部(フット・レッグサポート)の角度を調整できる機能です。あまり利用シーンがないのではと思われるかもしれませんが、車椅子の利用者が足を曲げられない場合には重宝します。 また、リクライニングができる車椅子の場合にはエレベーティング機能がないと、 身体を長時間リラックスさせることは難しいかもしれません。
なお、左右独立して調整が可能な車椅子も存在します。
まとめ:スイングアウト・スイングイン・エレベーティング機能のポイント
それでは今回のまとめです。スイングイン・アウト機能は移乗先により接近するための機能です。
スペースがあまりない場合にはスイングイン機能の採用をご検討ください。
エレベーティング機能により脚部の角度調整が可能です。足を曲げられない場合には重宝します。
当サイトではいろいろなモジュールタイプの車いすを絞り込んで一覧表示できます。
ぜひご活用ください。
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